さよならLightning。
Androidではもう結構標準的に備えているワイヤレス充電ですが、iPhoneは当然ながら対応していません。Appleのことだからすでにある規格使いたくないんだろうなー……とか、思っていますが真実のところはどうだかわかりません。でも、とにかく対応していなくて、結構面倒なんですよ。
せっかくWi-Fi同期やiCloudで普段PCと接続しなくても済む環境になっているにもかかわらず、充電の時だけはしっかりとケーブルが必要……って。やっぱりめんどくせ。
というわけで、届きました。待望のiPhone 5s/5c/5/Touch対応のWireless充電セット。スペックコンピュータから発売された「Wireless Charging SET for iPhone5s/5/iPhone5c/iPodtouch」。
今日はその使用感や使ってみて感じたポイントをいくつか紹介していきますね。続きよりどうぞ。
まず、何が凄いかというと、充電シートの薄さ。Lightning端子を備えた充電シートを装着するタイプなのですが、ほんと薄い。
こんな感じでLightning端子に装着後、背面に持ってきます。Wireless充電マークがこちらがわに来るようにセットしましょうね。
で、ケースを装着。っと。シートの分だけ厚みが出ますが、TPUケースならちょっと膨らむくらいで済みます。というか、事実上TPUケースやシリコンケース以外だと装着できないかもしれません(薄めのアクリルケースでもいけるか?)。
なお、今回は装着している様子がわかるように、クリアケースを利用していますが、シートがスケスケな状態はお世辞にもカッコイイとはいえないので、ご利用時はカラーケースを幾つか用意しておくことを激推奨。
そして装着後、iPhoneを見ると……。
まさかの対応外表示。
えっ……。
まぁ大丈夫だろう。と、付属のワイヤレス充電器に載せてみるも、うんともすんとも。にんともかんとも。
と、言うわけで困りました。もしかして初期不良かしら……。それとも対応外だから充電できないのかしら? と色々な対処法を模索してみました。その結果、無事に充電成功!
この機器を3つのポイントが明らかとなったのでご紹介していきます。
■ポイント1:USBケーブルは思い切り差す
付属のUSBケーブルはやや遊びが多く、奥までしっかりと差し込む必要があります。多分僕はこれで引っかかりました。挿したつもりが入り口までで、奥まで差しきれていなかったようです。
■ポイント2:LEDランプの点灯を確認
チャージャーに通電すると、LEDランプが赤く光ります。この状態になっていることを確認しましょう。USBケーブル奥まで差せばきっと光る。
■ポイント3:置く位置は慣れるまでシビア
iPhoneを置く位置によってはなかなか充電が成功しません。ちゃんと中央にシートの中央が来るように置く必要があって、慣れるまではジャストなポジションに置けないことも。上手く置けていないと、LEDが「青」からまた「赤」に変わってしまいます。
チャージャー本体がシートを認識すると「チーッ」という音と共にLEDが青くなりますので、その後iPhoneから「フォン!」という充電開始サウンドが返されることをちゃんと確認しましょう。
慣れると自然とベストポジションに置けるようになりますよ。
というわけで、無事に使えるようになって、日々の充電で活躍しています。これでウチのiPhoneは完全にケーブルレスになりましたよ。さよならLightning!
利用できるケースが限られてきますが、シートも薄いためTPU系やシリコン系のケースであれば問題なく利用できるのではないでしょうか。ただし、ケースの厚さは2mm以下までとなっています。また、金属製ケースは利用不可。そして発生する熱量はかなり多めで、シート部はホカホカになります。その点もご注意ください。
ちなみに……。
USB3.0ハブからの給電でも充電できました。やった★
何気に付属のワイヤレス充電器でNexus 5もワイヤレス充電できましたよ! ワイヤレス充電。すげえ神!
カラーバリエーションはシルバーとゴールドの2色。チャージャーとセットなのでちょっと高めですが、コレはすごく便利です。
ケースとの相性があるので、ただいまAmazonを物色中。
値段的にこの辺りが良さそうかなぁ〜。
(小暮ひさのり)
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