
Dysonは1台でアップライトとダウンライトを両立させた照明「Cu-Beam Duo」を発表しました。発表会ではDyson社のJale Dyson氏が登壇し、直々に「なぜ最適な照明が必要なのか?」を熱弁。
蛍光灯、グレアで目が疲れやすいとのこと。確かに明るすぎると辛いよね#DysonJP pic.twitter.com/WimILo8rSZ— 小暮ひさのり (@Hisano_kg) 2017年3月6日
明かりが強すぎたり、拡散してしまったり、影ができてしまったり、寿命が短かったり、フリッカーが生じてしまったり。色の表現にも問題がある。と、既存の照明には弱点も多いことを指摘。
なるほど、たしかに仕事や過ごしやすい環境の効率を重視した場合、明かりの質も見直すべきなのかもしれません。
そこで開発されたのが「Cu-Beam Duo」。

— 小暮ひさのり (@Hisano_kg) 2017年3月6日プレゼン用ルームの照明はこれ一台なのですが、すごく明るいんですよね。この明るさを出すにはさぞ沢山のLEDが使われているのかと思いきや、実はLEDチップはひとつであるとのこと。複数の光源を並べるのと違うため、影の発生も抑えられるとしています。
— 小暮ひさのり (@Hisano_kg) 2017年3月6日
驚くべきはその長寿命性。LEDはきちんと冷却してあげた方がコンディションを保てるらしく、その冷却を実現するためにはLED光源の左右に大型のヒートパイクと放熱フィンをデザイン。
まるで人工衛星のようなフォルムですが、これが効率よく排熱できるためのしくみみだそうです。実際にフィン部分を触ってみたのですが、やや温まったいかなぁ? くらいですね。なお、耐久時間は18万時間だそうですよ。
Cu-Beam Duoの調光の様子。本体下部の可動パネルを開け閉めすることで、下方向への光の範囲を抑えたり、上方向への光を増すことができる。#DysonJP pic.twitter.com/k9lETtfJ8y— 小暮ひさのり (@Hisano_kg) 2017年3月6日
本体下部のパネルを操作することで(手動で簡単!)、照明が当たる範囲、光の量を調整できます。プレゼンテーションでは下向きの光を少なくすることで、スクリーンを見やすく。会議では下向きの光を多くして、手元を見やすく。など、シーンごとに光を調整。その時々で最適な明かりを提案しています。

Cu-Beam Duoの参考価格は28万円。ダウンライト専用モデル、アップライト専用モデルもそれぞれラインナップされており、3色のカラーバリエーションがあります。基本はビジネスの場や、商業施設、デザイナーズなどへに向けた商品であるため、コンシューマーにはあまり縁の無いものかもしれませんが、Dysonの明かりへの高いコダワリと熱意を感じられました。
ただ、製品を眺めていて気になった点もあります。電源ユニットを壁の中に埋め込んでいるため、既存の照明を付け替えるとなると工事が必要になります。ここは導入の難しさがありますね。またお掃除好きとしては、フィン部分に付着したホコリなどをお掃除するのがちょっと大変そうにも思えました。
じ…事務所作ることになったら検討しましょう。目指せオサレで目に優しい明かりがあるオフィス。
PS:発表会の入り口に預けておいた僕の傘が、帰りには無くなっていました! セブンイレブンで購入した、帆も持ち手も真っ白なビニール傘です。母の形見でも、ホームランを約束した子供からの贈り物でもない、ただの安物の傘ですが、お心当たりある方は末永く大事に使ってあげてください!(#^ω^)ビキビキ
まさか発表会で傘パクに遭うとは思って居ませんでした…。
[Cu-Beam Duo]
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