どれが一番効くの?
ってのがずっと疑問でした。お風呂のカビ取り剤です。
定番と言えば「カビキラー」ですが、最近はジェルタイプも多く登場していますよね。また、カビ取りとしては若干マイナーですが「ドメスト」も個人的に愛用している洗剤です。
どれも塩素系でカビを分解・漂白する効果がある洗剤。でも、いったいどれが一番効くのか?今回検証してみました。
今回のレギュレーションとしては、日常での掃除を想定して30分間の1本勝負。床パッキンのカビに3種のカビ取り剤を塗布します。
塗布前がこんな感じ。見事に黒カビが繁殖しています。3つのエリアそれぞれにカビ取り剤を塗布。30分待ちます。結果はYahoo!の動画の方に投稿しておりますので、こちらをどうぞ。
勝者カビキラー!やはり定番は強かった!
今回の検証では、カビキラーが勝利。昔からある定番のカビ取り剤で、泡で出てくるタイプ。当初は泡が流れてしまって、キレイにならないのでは?といった不安があったのですが、最もよく落ちる!という予想とは逆の結果に驚きました。
価格もこの中では最安に近く、270円ほどと激安。コスパの高さがスゴイですね…。ただ、刺激臭が強いので、匂い残りはかなり気になります。また、壁の垂直面などでは液垂れしてしまうので、ラップで湿布するといった対処も必要です。この辺の面倒臭さがあるので、一長一短でしょうか。
2位はドメスト、ヌルヌル残るのでしっかり洗おう!
カビキラーの次によく落ちたのがドメストです。個人的に最近お気に入りの洗剤で、カビ取り(漂白・殺菌)効果だけでなく、洗浄力も強くてドロっとした粘度の高さで、しっかりと張り付いて効果を発揮してくれる印象でした。

¥750 (¥2 / ml)
価格もこちらもドラッグストアでは300円ほどで購入できるので、コスパはいいですね。
カビに対する効果は、カビキラーにはかないませんでしたが、刺激臭も少なくて使いやすい洗剤です。トイレや排水溝など、使える場所も多いので、1本用意しておくといいかも。ただ、ヌルヌルが残りやすいのですすぎはしっかりと。
3位はカビトルデス、実は長時間推奨のマラソンタイプ
3位はカビトルデスでした。実は今回一番効果を期待してたのですが、実際に試してみたら…。うん。まさかの最下位…。一番高かった(900円くらい)のになんでや! と思ったんですが、使用方法をよく見ると1〜2時間放置せよとあります。

¥718 (¥5 / グラム)
つまり、ジェルタイプのため、浸透力が低いので時間をかけてアプローチしなければならなかったわけです。今回の30分ではちょっと足りなかったわけですね。
一方で使い勝手はすごく良かったです。匂いも少なく、ジェルは色付きなので流し忘れもなく、垂直面にもしっかりと密着します。壁の目地など、縦方向にも濡れるので、長時間放置できる余裕があるなら非常に使いやすいカビ取り剤かと。また、カビの繁殖を抑える成分も入っているようです。
3つのカビ取り剤の特徴
最後にそれぞれのカビ取り剤の特徴をまとめます
■カビキラー
- 浸透力が強く、短時間で効く
- 床面などが得意
- コスパ優秀
- 匂いがキツイ
■ドメスト
- 浸透力そこそこ、短時間でも効く
- 粘度が高く、床面や、排水溝、便器などにも良い
- コスパも良い
- 匂いはややあるがカビキラーよりマイルド
■カビトルデス
- 浸透力が低く、効果を発揮するまで時間がかかる
- 粘度が高く、垂直面にもしっかり塗れる
- 価格は高い。でも1本あれば1年は持つはず
- 匂いはほぼなし、使いやすい
すごく参考になりました。
返信削除ありがとうございます!